北援隊~北の國の便り~Vol.326
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高知県応援団
北援隊~北の國の便り~メールマガジン
《第326:2024年6月15日日発行》
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※このメールマガジンは、北海道高知県人会連合会事務局から北援隊々員の皆様へ配信しています。
6月14日(金)北海道高知県人会連合会&北援隊の懇親会「鰹でおきゃく」を開催しま
いた。67名の皆さまが集まり、賑やかな「おきゃく」となりました。
江別市の毎年恒例の「やきもの市」が7月13,14日に開催されます。
今月下号のラインナップです。
━━━━━━━━◇◆◇ラインナップ◇◆◇━━━━━━━━━━
◆死にたくない! ~ 時空(コラム欄より)
(宿毛市局・坂本 出) 【5月18日】
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◆養鶏の未来 ~ 時空(コラム欄より)
(高知新聞) 【5月22日】
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◆涼求め鏡川ザブン ~ 今年初真夏日
(高知市) 【5月25日】
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◆小社会 ~ コラム欄より
(高知新聞) 【5月30日】
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◆死にたくない! ~ 時空(コラム欄より)
(宿毛市局・坂本 出) 【5月18日】
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宿毛市はよく揺れる。地震活動が続く日向灘などに近いからだという。そんな市内の中で
も地盤が弱い土地に事務所があるからか。ガタッと揺れを感じた翌朝の高知新聞の社会面
の片隅に「震度1」と書かれた記事を読むことにも慣れていた。 「またか」。4月17
日夜も、いつもの言葉が頭をよぎった。その瞬間、両手で肩をつかまれて揺さぶられるよう
に、家が、全身が震えた。本棚が倒れ、大切な人から譲り受けた皿も砕けた。曲がりなりに
も防災の記事を書き、地震の怖さを知っているつもりだった。自分は動けると思っていた。
けれど、現実は頭が真っ白だった。揺れが静まった後もがたがたと膝は震え続けた。「死に
たくない!」。絞り出すように心の中で叫んだ。 瓦が崩れ落ちた市街地は薄く土の匂
いがした。当夜から、「頑張ろう」と励まし合いながら片付ける住民の姿があった。休業を
余儀なくされた飲食店にも間もなく明かりがともった。 震度6弱の地震から1カ
月がたった。ブルーシートがかかる家は点在するが、町は穏やかに見える。被災者の心の内
はどうだろう。繰り返し続く余震に「寝ていてもパッと目が覚める」「胸が痛くなるほど心
臓が脈打つ」。しみついた恐怖を抱えながら暮らしている。
「まさか」の震度6弱を経験した今、かっての「またか」に、簡単には戻れない。壊れた瓦
屋根だけでなく、心の復旧も道半ばだ。それでも、より深刻な南海トラフ地震を見据え、市
民は住宅耐震化などの備えに動き始めている。震度6弱の面影がなくなった時、かってより
も災害に強く、安心して暮らせるまちにと願う。
(高知新聞 宿毛市局・坂本 出 5月18日)
◆養鶏の未来 ~ 時空(コラム欄より)
(高知新聞) 【5月22日】
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鶏の生卵はいつ食べるのが最もおいしいのか。新鮮なほどうまいと思っていたが、産卵
後3~7日が食べ頃とか。卵白にある二酸化炭素が抜けて味わいが増すのだという。
先日、知人の土佐ジロー農家と一緒に安芸市の山奥にある宿泊施設に足を延ばした。土
佐ジロー料理を囲んで、そんな養鶏談議に花を咲かせた。 料理は炭火焼き。白子
は焼いた後に冷まして食べる。肉は何度も裏返し、火の通りを均一にするのがコツ。熱々
の肉を、漬け卵に絡ませて口に運べば濃厚なうまみが広がる。最高のマリアージュだった
卵も肉も一級品の土佐ジローだが、生産者の苦悩は深まっている。特に、円安による輸
入飼料の高騰は死活問題。若い生産者は「税金を払うのもやっと」とこぼす。
国産の飼料用米を使えば経費削減になるものの、与えすぎると黄身が乳白色になるとい
う。「味は変わらんと思うけど、消費者にとって、卵といえば黄色のイメージ。量のさじ
加減が難しい」 ただ、光明も差してきた。卵や肉を仕入れるホテルや飲食店
が、家畜はストレスの少ない環境で飼育すべきというアニマルウェルフェアを重んじるよ
うになったからだ。そんな店が仕入れるのは、ぎゅうぎゅうのケージで飼われた鶏でなく
土佐ジローのような「平飼い」。近年はマヨネーズの原料にも平飼い卵が使われるという
土佐ジローの卵は、スーパーの最も安い卵の5~6倍する。消費者の財布事情も相変らず厳しい。それでも、こよいは養鶏の未来に思いをはせて、ぜいたくな卵かけご飯にしようか。 (報道局 安岡 仁司 4月29日)
◆涼求め鏡川ザブン ~ 今年初真夏日
(高知市) 【5月25日】
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高知県地方は25日、高気圧に覆われて各地で気温が上昇した。5地点で今年の最高気
温を記録し、高知市は30.7度と、今年初めての真夏日となった。
同市以外で30度超えの真夏日となったのは、四万十市西土佐の江川崎(31.9度)
香美市の大栃(30.4度)、梼原町(30.1度)。いずれも7月中旬並みの暑さとなっ
た。 強い日差しが照りつけた高知市の鏡川では、涼を求める中学生や家族連れの
姿が見られた。 友人と遊びに来ていた潮江中2年の伊野部瑞さん(14)は、たっ
ぷり泳いでから、岩の上で日なたぼっこ。「暑いけど川に入れば冷たいし、風が吹くと涼
しくて良い。今年はめっちゃ泳ぐつもり」と、夏の到来を楽しみにしていた。
高知地方気象台によると、26日の県内は東部と中部は晴れ。西部は湿った空気などの
影響で曇る見込みという。 (高知新聞 5月26日)
◆小社会 ~ コラム欄より
(高知新聞) 【5月30日】
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司馬遼太郎さんが「日本一美しい盆地」と評した大分県の宇佐市安心院(あじむ)町は「日本の農
村民泊の発祥の地」としても有名だ。その成功の陰には痛快なエピソードがある▼200
0年代初め。農村民泊は人気に火がつく一方、法律との兼ね合いが問題になりだした。食
事や寝床を提供する以上、法は相応の設備を義務づける。だが多額の投資は難しい。地元
は知恵を絞り、独自の解釈を訴えた。例えば食事は「客が農家と一緒に作って食べる『体
験型』なら食品衛生法の対象にならない」▼結果、こうした主張が画一的な規制を押し切
り、農村民泊は全国に広がる。直前に施行された地方分権一括法で、地方の裁量が広がっ
ていたことが追い風になった。分権改革の成果でもある▼来月から厳しくなる漬物の製造
規則を巡り、頭をよぎるのがこの話だ。多くの生産者が対応できず、伝統の味が消える。
一律規制は一つの結論だとしても他にやり方はなかったのか▼そもそも、法改正の契機に
なった食中毒事件は浅漬けに起因する。古漬けを作る人にすれば同列扱いされてはたまる
まい。国は「漬物を線引きできない」というが、霞が関の議論に田舎の漬物文化の重みが
とれほど反映されただろう。高知の漬物の売り方ぐらい、高知で決めさせてほしいものだ
が▼こんなことでは地方らしさどんどん失われる。今回の漬物論争に危機感を持たないと
消えゆく味がうかばれない。 (高知新聞 5月30日)
■□ 後 記 ◇
★北海道高知県人会連合会・北援隊 懇親会その名も「鰹でおきゃく」。
昨日、無事?大いに盛り上がり?カツオのたたき等々の土佐の肴と高知の銘酒で賑やかに終了しました。ご参加頂きました皆様、ありがとうございました。
★江別市「第35回 えべつやきもの市」は7月13日(土)14日(日)に決まりました。
全道からプロ・アマチュアの陶芸家が200店以上参加されます。
場所:江別市役所北側特設会場(旧江別高校跡地)
やきもの(レンガ)から栄えた江別市にお越し下さい。
★高知市のプロボクシングジム(黒潮ボクシングジム)の小川竜司さんから高知県人会へ
札幌市で行われるプロボクサーの試合へ応援要請が来ました。
声援・お問い合わせは下記へ。
日時:7月14日(日) 場所:札幌市シャトーキングダムサッポロ
出場選手:山川 倖平(21)・高知大学3年生(黒潮ジム所属)
◎小川竜司さんの連絡先
黒潮ボクシングジム 会長
〒781-5106 高知市介良乙993-6 エリートビル2階
電話088-884-9640 FAX 088-884-8461 携帯 090-1007-1240
アドレス ryumomo0930@hotmail.co.jp
★「銘酒の裕多加」さんでは2店目をオープンしました。その名も「YUTAKA」。
北広島市大曲工業団地7丁目3-4ジョイフルエーケー大曲店内 TEL:011-802-9280
下の本店と同じく高知の銘酒「酔鯨」「美丈夫」、実生ゆずしぼり「とんがりゆず」も用意。
「銘酒の裕多加」さん本店でも、高知の「美味しい」が定番で用意されています。
日本酒 酔鯨 純米大吟醸 すっぴん720ml 美丈夫 純米大吟醸 舞 720ml
おかずみそ、酒盗、実生ゆずしぼり「とんがりゆず」、無添加ドレッシング他
ところ:北区北25条西15丁目4-13 TEL:011-716-5174
★IPIジャパンさんの「四国のうまいもの会」開催予定です。
◎大通ビッセB1 日時:15日(土)~17日(月)11:00~18:00
◎札幌三越B1 日時:26日(水)~7月2日(火)10:00~19:30
★高知県庁より 高知県公式アプリ「ゆる県民倶楽部」のお知らせです。
高知家ゆる県民倶楽部とは…「高知のことをもっと知りたい」「高知ともっとつながりた
い」という方むけの「ゆる~い」会員制度です。 アプリをダウンロードすれば、あ
なたも高知家のゆ る~い家族、「ゆる県民」。みんなぁも高知家のゆる県民にならん?
ゆる県民になると…
ポイント1 イベントやお知らせ情報がタイムリーに届く!
ポイント2 イベントやお店利用などでポイントが貯まる!
ポイント3 貯めたポイントで素敵なプレゼントがもらえる!
詳しくはhttps://kochi-iju.jp/yuru/
★高知の野菜や果物等が購入できるネット販売サイトがオープンしました。
JAグループ高知、高知県地産外商公社、高知県で構成する高知県直販流通外商拡大協議会が、ネット通販サイト「とさごろ」をオープンしました。2月~3月のおすすめは土佐文旦、4月からは小夏、6月からはハウスみかん。季節の野菜の詰め合わせなど、1年を通して魅力的な商品を取り揃えて、みなさまのお越しをお待ちしてます。
サイト名は「土佐(とさ)の食べ頃(ごろ)をお届けする」というコンセプトからの命名です。 URL:https://tosagoro.com/
★北見市内でも高知の銘酒が購入出来ます。
土佐町の「桂月」 安くて常温で美味しい『金杯』、強いけど旨い『蔵出し原酒 20度』。
四万十町の「無手無冠」 国産の栗のみで醸造した栗焼酎『ダバダ火振り』。
むらた酒店 さん 北見市北2条西4丁目 TEL:0157-23-3450
★江別アンテナショップGET‘S〈ゲッツ〉(EBRI・エブリ内)
高知県の珍味やお菓子も通常通り取り揃えています。ミレービスケットもありますよ。
ところ:江別市東野幌町3番地の3 JR野幌駅南口下車 江別方向徒歩5分
TEL:011-385-6056
営業時間:10:00~18:00 駐車場もあります。
★土佐の銘酒が札幌市内で買えます。おきゃくには欠かせない銘酒情報です。
◎香南市赤岡町の高木酒造の高知県酒米を100%使った、「純米吟醸『吟の夢』」720ml、「特別純米『吟の夢』」720ml、赤岡町ならではネーミング「純米『土佐金蔵』」1,800ml
銘酒の青柳商店 札幌市中央区南3条西8丁目6 TEL:011-242-3317
◎ご存知「美丈夫」は、丸井今井大通り館B1、お酒売り場で。
◎土佐市の銘酒「亀泉」は、登久屋 中村商店 札幌市中央区南8条西23丁目2-
14 TEL:011-561-6014
◎土佐町の「桂月」は、大熊商店 (鰹節・煮干し・各種削節)札幌市白石区菊水8条
3丁目11-23 TEL:011-821-2166では、 高知県民が飲む地元の酒、「土佐の田舎の土佐の酒清酒・桂月 蔵出し原酒」20度、300ml、1.8L
◎また一つ高知の銘酒が見つかりました。皆様ご存じの 「文佳人」です。土佐山田町酒蔵、アリサワの自信作です。人気があり品切れになることもありとか。
札幌市中央区南10条西7丁目4-3 の酒店、(有)桜本商店。
TEL:011-521-2078 URL:sakuramoto@saketen.co.jp
★北援隊の入隊が滞っております。どなたかお友達をご紹介頂けませんでしょうか?
北援隊のHPにお問い合わせのページから入隊申し込み画面がご覧になれますのでこち
らから申込みをお願い致します。
★いつもご笑覧ありがとうございます。読者の皆様からご意見等、投稿をお待ちしており
ます。どしどしお寄せください。お願い致します。
HPからでも巻末にあります伊藤あてのアドレスでもOKです。宜しくお願い致します。
本日もご笑覧頂きありがとうございました。
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