北援隊~北國の便り~Vol.352
☆///////☆///////☆///////☆///////☆///////☆///////☆/////
高知県応援団
北援隊~北の國の便り~メールマガジン
《第352:2025年7月15日発行》
☆///////☆///////☆///////☆///////☆///////☆///////☆/////
※このメールマガジンは、北海道高知県人会連合会事務局から北援隊々員の皆様へ配信しています。
8月3日(日)11:00~浦臼町鶴沼公園にて「第14回うらうす夏の味覚まつり」が開催されます。姉妹都市の高知県本山町の特産品の限定販売が予定されております。
NHK朝の連続テレビ小説「あんぱん」、(漫画家 やなせたかし氏がモデル)面白いですね。 今月下旬号のラインナップです。
━━━━━━━━◇◆◇ラインナップ◇◆◇━━━━━━━━━━
◆小社会 ~ コラム欄より
(高知新聞) 【6月29日】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆揺れる稲穂 ~ 時空 ~ コラム欄より
(高知新聞) 【7月3日】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆炎天下テングサ干し最盛期 ~ 夏の味覚ところてんに
(土佐清水市) 【7月5日】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆大町桂月没後100年祭に参列 ~ 声ひろば(読者投稿欄より)
(高知新聞) 【7月6日】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆遠境/近況 ~ 浦臼町地域おこし協力隊 荒尾さおりさん
(北海道浦臼町) 【7月8日】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆恥ずかしくない ~ 時空(コラム欄より)
(高知新聞) 【7月9日】
━━━━━━━━━━━◇◆◇━━━━━━━━━━━━━━
◆小社会 ~ コラム欄より
(高知新聞) 【6月29日】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
NHKの連続テレビ小説「あんぱん」の人気もあって最近、出張で上京すると「土佐弁
で話して」とリクエストをいただくことがある▼突然、むちゃ振りされることもあり、不
測の事態に備えてネタもいくつか構えておく。「お肉すき焼きカレーにシチュー」といっ
た古典的な土佐弁ネタでごまかしたりもするが、酒席ではそこそこの肴(さかな)にはなる▼高視聴
率が続くこのドラマの土佐弁指導に当たっているのが土佐市出身の西村雄正さん(47)
俳優業の傍ら十数年前から方言指導を始めた。過日、短時間ながらお会いする機会を得た
が、実に気さくな方だった▼かねて「生きた高知そのまま表現されていると感じていただけたらうれしい」とも語っておられた。出演者の土佐弁のやりとりが極めてナチュラルな
のも、その人柄と濃密なコミュニケーションがあってこそに違いない▼「ほいたらね」「もんてきて」・・・。「土佐弁ってかわいいね」といった声も全国的に広がっている。
西村さんは「土佐弁は『ぜよ』の荒い印象が強いけんど、ほんまはキャッチ―で響きが
きれい」と語る。響きはもちろん、奥行きの深さを感じる土佐の言葉も少なくない▼例え
ば「みてる」。ご存じの通り、「寿命が尽きる」という意味だが、いのちの器をいっぱいに
満たした人を皆で見送る。そんなイメージも膨らむ。こうした豊かな土佐の言葉の数々が
広く知られる機会になればと思う。 (高知新聞 6月29日)
◆揺れる稲穂 ~ 時空 ~ コラム欄より
(高知新聞) 【7月3日】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
夏の風に稲が揺れる。超早場米の稲はすでに穂を垂らし始めた。山間部の棚田などに植
えられた晩稲(おくて)の苗はまだ細く、これからぐんぐんと天に向かって伸びていくだろう。
「大げさかもですが、水田が広がる日本の原風景をつくり、維持しているんだと実感でき
ることが、やりがいでしょうかね」 南国市の米農家さんが、自宅前に広がる水田
を眺めながら語る。『令和の米騒動』をどう見ているのかを聞くと、「生々しい話ですが」
と自身の営農状況を教えてくれた。 玄米30キロを集荷業者へ卸す価格は、
2023年に7千円だったものが、米の高騰が始まった24年は1万円に。10アール当
たりの収入は23年の11万2千円から24年には16万円に増加した。
一方で経費は10アール当たり11万6千円。ただこの計算には人件費が入っておら
ず、機械もこのところ更新していない。「農家の収入って、むちゃくちゃやって成り立っ
ている。農地を守る責任感で働いてる部分がある」 無農薬栽培に取り組んだり自
家精米したりして、付加価値を付けることで収入確保に努めているが、「最近の備蓄米放
出の報道を見るにつけ、米は5キロ2千円で当然とされるのが怖い」と危惧する。「7月
から機械の価格が7%上がる。30キロ7千円戻ったら米作りは無理」と断じる。消費者
への手頃な価格とともに農家への持続可能な収入確保の両立が求められる。
3日、参院選が公示される。各党、農家の所得安定を訴えるのは毎度のことだが、今回
の本気度はどれほどなのだろうか。 この農家さん、今作の収穫は今月20日からの
予定。その日は参院選の投票日でもある。
(高知新聞 7月3日 香長総局 佐藤 邦昭)
◆炎天下テングサ干し最盛期 ~ 夏の味覚ところてんに
(土佐清水市) 【7月5日】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
日差しジリジリ、テングサわさわさ―。土佐清水市旭町のところてん専門店「のび太」
で、原料となるテングサの天日干しがピークを迎えている。 店主の田村洋美さん
(53)によると、足摺岬展望台周辺に並んでいた売店で義母が、5、6年前までところ
てんを販売していたという。田村さんは「足摺岬ゆかりの味を残そう」と、自身が経営す
るカフェでところてんを作り始め、今春に専門店に衣替えした。
足摺岬周辺のテングサは、温暖化の影響などで激減したため、南房総周辺で採れたテン
グサを使用。市内の清流に一晩さらして早朝に引き揚げ、日中に干す作業を7、8回繰り返すうちに、赤褐色のテングサから色が抜けるという。
夏の強い日差しを受けながら、店先に干したテングサから異物などを丁寧に取り除く田
村さん。完成したところてんは、地元の宗田節などでだしを取ったつゆとセットにして同
市内のスーパーなどでも販売しており、「夏限定の味覚。ぜひ試してほしい」とアピール
している。 問い合わせは田村さん(090-5142-5999)へ。 (高知新聞 7月5日)
◆大町桂月没後100年祭に参列 ~ 声ひろば(読者投稿欄より)
(高知新聞) 【7月6日】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
文人、大町桂月は高知市永国寺町で生誕、青森県の十和田湖、奥入瀬渓流の魅力を多くの
紀行文や和歌により全国に広め、国立公園指定に向け尽力されました。青森県内には今な
お42カ所に桂月碑が建立されています。 晩年を旧十和田湖町の蔦温泉旅館で過ごした桂月の「没後100年祭」が命日の6月10日にとり行われましたが、議会開会中
のため私が町長、また関係者の名代で参列しました。
墓参には桂月の親族や青森県、十和田市、姉妹町の土佐町、桂月を語る会など約70名
が参列し、酒をこよなく愛した桂月の墓石に「清酒桂月」を注ぎ供養しました。引き続き
蔦温泉旅館での式典と参列者による交流会がなされ、今後も桂月の功績を末永く語り継い
でいくことが確認されました。 各地から桂月のひ孫、やしゃごたちが駆けつけ
先祖をしのび敬い、また青森県民がいつまでも桂月の功績に敬意をあらわされていること
に感銘を受けました。 さて、森と水の共通文化をもつ旧十和田湖町と土佐町が姉妹
都市縁組を結んだのは、土佐酒造の先代、沢田南海男氏が桂月の偉業に心酔され、醸造酒に
「桂月」と名付けられていたことがご縁の始まりで、今年で40年になります。
この間、さまざまな交流を深め、特に児童によるホームステイ親善交流は、地域の魅力を
相互に発信、共有できる機会として大変意義深く、今後も引き続き良好な関係を期待してい
ます。 (西村 卓士 82 土佐町地蔵寺)
◆遠境/近況 ~ 浦臼町地域おこし協力隊 荒尾さおりさん
(北海道浦臼町) 【7月8日】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
札幌市でピアノ講師をしていましたが、古里の幼なじみが地域おこし協力隊として働く
姿をSNSで見て刺激を受けて私も、と。子育てが一段落したのを機に、隊員となりました。
積丹町で経験を積み、昨年7月から札幌市の北にある浦臼町で暮らしています。人口は
約1600人。水稲栽培が盛んな農村地帯で、四万十の田園風景に似ています。
高知との縁も深いんですよ。坂本龍馬のおい、直寛が入植した地。こちらに来て初めて、
道庁初代長官の岩村通俊が宿毛市出身だったことや、息子の八作が浦臼町を開拓していた
ことも知りました。四国出身の入植者も多くて、一つの山で巡ることができる「新四国八十八カ所霊場」もあるんです。 8月には、観光客や地域の方の憩いの場として、町唯一
のカフェをオープンする予定です。町内外の多くの方に助けていただいて、八作が開墾した
農場跡にある空き家をリフォーム中。カフェを拠点に、開拓の歴史や自然を学ぶ自転車ツア
ーをやっていこうと思っています。 歴史と文化を大事にしている素晴らしい町。い
つか古里に戻りたい思いはありますが、まだ当分先になりそうです。
『荒尾 さおりさん(53)土佐清水市出身。 中浜小、清水中、清水高、昭和音大卒。
積丹観光協会事務局長を経て、2024年から浦臼町地域おこし協力隊員。』
(高知新聞 7月8日)
◆恥ずかしくない ~ 時空(コラム欄より)
(高知新聞) 【7月9日】
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
やなせたかしさんは晩年まで、自身の戦争体験について多くを語らなかった。著書などを
ひもとくと「思い出すのも、話すのも嫌だった」。また、別の本には「ある種の恥ずかしさ
のため」とも書いている。 1941(昭和16年)に徴兵され、北九州・小倉で
任務を経て、44(同19)年に中国の戦地へ渡る。上陸後には「死を覚悟した」が敵襲は
なかった。千キロに及ぶ行軍中、何度か敵襲を受けたものの、敵影は見えず、銃をうつことは一度もなかった。当時、多くの兵士が命を落としたマラリアにかかったが、幸い軽症で済
んでいる。 「卑怯(ひきょう)未練に逃げ回っていたわけではない」。しかし、自分は戦争の「空
白地帯」にいて、度重なる空襲を受け、飢えに苦しんだ内地に比べても「甘い生活をしてい
た」。やなせさんは「恥ずかしさ」の理由をそう書き残している。
命や平和が軽んじられた空気が、80年前には確かにあった。戦中の高知新聞は県民に
「義勇奉公の特攻精神」を徹底するよう呼びかけた。連日、戦死した若者を顔写真付きで紹
介し、「護国の礎」として悼み、たたえた。「恥ずかしさ」は戦争を生き残った、やなせさん
らの世代ゆえの感慨かもしれない。 それでも、天国のやなせさんに伝えたい。銃弾
の中を駆け、飢えに耐えて生きながらえた命は、決して恥ずかしくはありません、と。
生き残った方の多くは、悲しみを胸に体験を語り継ぎ、非戦の誓いを後世につないでくれ
た。やなせさんはアンパンマンも生み出してくれた。今の私たちの暮らしは、その上にある
のだから。 (高知新聞 7月8日 メディア企画部 海路 佳孝)
■□ 後 記 ◇
★事務局より ~ 高知県から季刊で発行される、生活文化広報誌「とさぶし」は江別市
の江別市アンテナショップGET‘S(ゲッツ)さん、札幌市のIPIジャパンさんの
販売店舗にて入手頂けます。今号は「道の駅で出会う 地域のたからもの」特集です。
面白いですよ。
★高知県庁より 高知県公式Instagram「ゆる県民倶楽部」のお知らせです。
高知家ゆる県民倶楽部とは…「高知のことをもっと知りたい」「高知ともっとつながりたい」という方向けの「ゆる~い」Instagramです。
ゆる県民倶楽部では…
*高知の観光、食、暮らし情報
*高知のゆる~いイベント情報
*高知のゲストハウス情報 等をタイムリーにお届けします!
フォローすれば、あなたも高知家のゆる~い家族、「ゆる県民」!
みんなぁも高知家のゆる県民にならん?
詳しくはこちらから→https://kochi-iju.jp/yuru/
★IPIジャパンさんの「四国のうまいもの会」開催予定です。
◎チカホ(札幌グランドホテル地下入口向い)
日時:21日(月)~26日(土)11:00~18:00
★江別アンテナショップGET‘S〈ゲッツ〉(EBRI・エブリ内)
友好都市の高知県土佐市の物産が勢ぞろいしています。 土佐市の銘蔵・亀泉の銘酒が品ぞろえに加わりました。枯本節削り、土佐のかつおめし他。美味しい土佐の海の幸をはじめ、森林王国高知県ならではの、ヒノキ、クス、スギを使ったアロマグッズも登場しました。土佐ぶんたんゼリー 爽やか、美味しい逸品です。
ところ:江別市東野幌町3番地の3 JR野幌駅南口下車 江別方向徒歩5分
TEL:011-398―9558
営業時間:10:00~19:00 駐車場もあります。
★「銘酒の裕多加」さんでは2店目をオープンしました。その名も「YUTAKA」。
北広島市大曲工業団地7丁目3-4ジョイフルエーケー大曲店内 TEL:011-802-9280 下の本店と同じく高知の銘酒「酔鯨」「美丈夫」、実生ゆずしぼり「とんがりゆず」も用意。「銘酒の裕多加」さん本店でも、高知の「美味しい」が定番で用意されています。
日本酒 酔鯨 純米大吟醸 すっぴん720ml 美丈夫 純米大吟醸 舞 720ml おかずみそ、酒盗、実生ゆずしぼり「とんがりゆず」、無添加ドレッシング他 ところ:北区北25条西15丁目4-13 TEL:011-716-5174
★高知の野菜や果物等が購入できるネット販売サイトがオープンしました。
JAグループ高知、高知県地産外商公社、高知県で構成する高知県直販流通外商拡大協議会が、ネット通販サイト「とさごろ」をオープンしました。2月~3月のおすすめは土佐文旦、4月からは小夏、6月からはハウスみかん。季節の野菜の詰め合わせなど、1年を通して魅力的な商品を取り揃えて、みなさまのお越しをお待ちしてます。
サイト名は「土佐(とさ)の食べ頃(ごろ)をお届けする」というコンセプトからの命名です。 URL:https://tosagoro.com/
★北見市内でも高知の銘酒が購入出来ます。
土佐町の「桂月」 安くて常温で美味しい『金杯』、強いけど旨い『蔵出し原酒 20度』。
四万十町の「無手無冠」 国産の栗のみで醸造した栗焼酎『ダバダ火振り』。
むらた酒店 さん 北見市北2条西4丁目 TEL:0157-23-3450
★土佐の銘酒が札幌市内で買えます。おきゃくには欠かせない銘酒情報です。
◎香南市赤岡町の高木酒造の高知県酒米を100%使った、「純米吟醸『吟の夢』」720ml、「特別純米『吟の夢』」720ml、赤岡町ならではネーミング「純米『土佐金蔵』」1,800ml
銘酒の青柳商店 札幌市中央区南3条西8丁目6 TEL:011-242-3317
◎ご存知「美丈夫」は、丸井今井大通り館B1、お酒売り場で。
◎土佐市の銘酒「亀泉」は、登久屋 中村商店 札幌市中央区南8条西23丁目2-
14 TEL:011-561-6014
◎土佐町の「桂月」は、大熊商店 (鰹節・煮干し・各種削節)札幌市白石区菊水8条
3丁目11-23 TEL:011-821-2166では、 高知県民が飲む地元の酒、「土佐の田舎の土佐の酒清酒・桂月 蔵出し原酒」20度、300ml、1.8L
◎また一つ高知の銘酒が見つかりました。皆様ご存じの 「文佳人」です。土佐山田町酒蔵、アリサワの自信作です。人気があり品切れになることもありとか。
札幌市中央区南10条西7丁目4-3 の酒店、(有)桜本商店。
TEL:011-521-2078 URL:sakuramoto@saketen.co.jp
★北援隊の入隊が滞っております。どなたかお友達をご紹介頂けませんでしょうか?
北援隊のHPにお問い合わせのページから入隊申し込み画面がご覧になれますのでこち
らから申込みをお願い致します。
★いつもご笑覧ありがとうございます。読者の皆様からご意見等、投稿をお待ちしており
ます。どしどしお寄せください。お願い致します。
HPからでも巻末にあります伊藤あてのアドレスでもOKです。宜しくお願い致します。
本日もご笑覧頂きありがとうございました。
★発行★北海道高知県人会連合会・北援隊 事務局 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
〒067-0075 江別市向ヶ丘16番地の12
TEL:090-9517-8728
※メールアドレスの変更または配信中止を希望される場合と
このメルマガに関するご感想・ご意見・お問い合わせは…
kochi-sp-hokkaido@mopera.net/ (担当:伊藤)まで
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆